2019/11/09 2019/11/08

【保護者のお悩み相談室】高校1年の子どもが不登校。留年になりそうな状況で親に気を遣っているように感じて心配です。

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『高校1年の子どもが不登校。留年になりそうな状況で親に気を遣っているように感じて心配です。』という悩みを相談してくれた「みな」さんに、相談員「杏」さんから回答をいただきました。

みなさんのお悩み

高校1年の子どもが夏休み明けの9月初めから完全に不登校です。
いままで不登校になったことはありません。理由ははっきりしませんが、本人は「周りに気をつかいすぎて疲れた」「自分がわからなくなって、高校に通う意味がわからなくなった」と言いました。

不登校の時期と同じくしてアルバイトを始め、週三回のアルバイトと週一回の塾へ行くことは休みながらでもできています。
また、今月になりさらに勉強したいと、日中週三回別の塾に通い始めました。

しかし、生活リズムはなかなか整わず、塾のない日は昼夜逆転しています。
平日の日中は私も仕事に出ているため、1人で過ごしています。

このまま学校を休むと今月中に単位が取れなくなる教科があり、留年になりそうと言われています。
本人は、勉強するのは嫌ではないが、対人面で不安があるようで、まだ登校は無理だと言います。
しかし留年するのは嫌だから、そしてお金もかかるからと、今の高校にもどったほうがいいのか通信制高校に転校するほうがいいのかとても悩んでいます。

このような状態の時に親はどうするべきなのか…無理させていないかとても不安です。

私としては、まずは子どもが健康で1日が楽しいと思えるようになってほしいです。進路はそれからでも良いと思いますが、本人が焦り、私たちにとても気を遣っているように思います。

相談員「杏」の回答

みなさんへ

はじめまして。
相談員の杏です。
どうぞ宜しくお願い致します。

みなさん
大切に読ませていただきました。
みなさんが築かれた親子関係について、とても温かいものを文章から感じました。みなさんからお子様への想いが…お子様から親御さんへの想いが、とても存分に感じられますね。ステキですね。

不登校の理由…はっきりとしていない…ということですが、お子様にとっても、そうなんだと思いますよ。これ…っという一つの何かというよりも、頑張ってきた…友達に対しても、気を遣いながら、バランスをとりながら、学校生活を送ってこられたのではないでしょうか。でも…それは、素のお子様とは違う面、良い子であろう…とした面だから、疲れてしまったのかもしれませんね。

でも…
みなさん。
みなさんのお子様は、前へ前へと向かわれておりますね。たしかに、学校へは行けていないかもしれません。単位も危うくなってきておられるかもしれません。でも、お子様は、立ち止まるわけではなく、次に向けて動きだしているのですよね。私も、不登校時代、アルバイトをしていました。私でもお金が稼げる…それは、私の自己肯定感を上げてくれましたよ。仕事を通して、人の役に立つことができる…と気付けたら、これは、社会の中で生きていく積極的なマインドになっていくと思いますよ。

だから
みなさん、親は、子供の力を信じて、選択権を預けてもいいのでないか…と、私は思っています。16歳を、まだ16歳ととるか、もう16歳ととるか…です。留年する可能性、留年した時に考えられること、良いこと、不都合なことを、お子様が言葉を隠さずに、出していくと、今、一番どうしたい…が見えてきます。

親ができるのは、その後です。お子様のその気持ちに、どこまで添えるか…です。留年を選べば、お金もかかるでしょう。お金をかけても、もしかしたら、戻れないかもしれません。その時でも、それを責めずに、お子様が自分の世界を築いていく力を信じて、応援してあげれるか。そして、みなさんのお子様がやりたい勉強、やりたいことへの近道は、一般常識の中にはないのかもしれませんしね。それでも、どこまで、我が子を信じ抜くことができるのか…それが、私たち親だけができることなのではないでしょうか。

どうぞ、お子様に伝えてあげてください。
『毎日が、楽しく過ごしてくれたら、それだけて嬉しい』と。『焦らずに、自分の進む道を選んでほしい』と。親御さんの正直な気持ちを伝えて、待ってみるのはいかがでしょうか。今、敷かれた道から、自分の人生の道を線路の切り替えの如く、接続をし直していくには、少し時間がいるのだと思いますよ。1年・2年のこの時間が、学校では学ぶことができない学びで成長する時期なんだと…どうぞゆったりと、構えてみるのはいかがでしょうか。

ママサロンには、十人十色の子育てで我が子と向き合っている相談員が、揃っております。みなさんのお役に立てることが、私たちの経験の中に、あるかもしれません。いつでもご相談くださいね。

みなさんとお子様が、明るい未来へ一歩一歩向かっていかれることを、応援しております。

相談員
◆相談員「杏」について
杏

大学生の長男と高校一年生の次男(中学二年の秋〜中学三年の夏まで不登校)を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用すると杏に個別相談することも可能です。

プロフィール詳細はこちら

PR.あなたの悩みもお寄せください

Rizでは不登校生の保護者の方々からのお悩みを随時受付しています。相談は下記のフォームよりお寄せください。いただいた相談の回答はコラム上で公開いたます。
(コラム公開後はRizのLINE@でお知らせしています)

※相談コラムの利用は1人1度までとさせていただきます
※相談コラムを利用いただいたい方には感想アンケートの回答をお願いしています
※すべての相談に答えられない可能性があることをご了承ください

無料相談フォーム

「不登校の教科書」無料公開中!

Rizでは、これまで多くの不登校生とその保護者を支援してきた経験をもとに作成した「不登校の教科書」を無料公開しています。不登校生の保護者にとって参考となる情報をすべて掲載しているので、ぜひ一読ください。

不登校の教科書の詳細はこちら
ママだって悩んでもいい!『不登校ママサロン』参加者募集中。

Rizでは保護者のためのオンラインサービス『不登校ママサロン』を提供しています。不登校の子どもを育てた経験のある10人のママ相談員たちに、メールでいつでも個別相談できるサービスです。

不登校ママサロンの詳細はこちら
不登校生のためのオンラインサービス『Rizオンライン』運営中!

Rizオンラインは、不登校経験のあるRizスタッフたちと自宅にいながら交流・相談できるサービスです。遠方に住んでいる子どもや、家を出ることがしんどい子どもに、少しでも安心できる時間を作りたい想いで運営しています。

Rizオンラインの詳細はこちら

このブログと一緒によく読まれているブログ