2019/10/25 2019/10/22

【保護者のお悩み相談室】不登校を繰り返す娘のことを応援してあげたいのに「また行けなくなるんじゃないか…」と思ってしまいます。

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『不登校を繰り返す娘のことを応援してあげたいのに「また行けなくなるんじゃないか…」と思ってしまいます。』という悩みを相談してくれた「ななっち」さんに、相談員「杏」さんから回答をいただきました。

ななっちさんのお悩み

いつも、LINEのメルマガを楽しみにしていて、
皆さんの言葉に、勝手にウンウンと頷いたり、涙したりしています。

今回は私の子供について、です。
現在、中二の双子の女児がいます。
小五のときに女子特有のトラブルにより、不登校が始まりました。先に長女で1年後に次女も不登校に。

環境を変えようと、小学校卒業と同時に引越しをしましたが、中学校も入学式から一週間で行かなくなりました。

2年生に上がる時に、「学校に行きたい」という長女からの発言が出た為、担任の先生と相談しながら戻れるように手配をしました。
それも、やはり一週間で「疲れた」と言って、再び行かなくなりました。
長女は、0か100かでしか考えられない性格です。
なので、すごく自分を責めているようでした。

高校の事も心配だったので、通信制高校の資料請求をしたり、説明会に行ったりしました。

そして、今回。
「私は普通の高校に行きたい。普通のJKになって青春したい!」と言って、勉強を始めました。
(と、言っても中一の最初から…ですが)
内申点も気になるから、三年生に上がる頃には復帰したい、と言っています。

これで2回目。
また、行けなくなるんじゃないか?
また、担任の先生に迷惑を掛けるんじゃないか?
応援してあげたい、でも、また……?
と思ってしまう自分がいます。
本当はそう思ってはいけないのに。

どんな感じに声掛けや、背中を押してあげればいいのでしょうか。

とりとめもない文を、最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

相談員「杏」の回答

ななっちさん

はじめまして。
相談員の杏と申します。
メルマガを楽しみに待ってくださっていること、とても嬉しく感謝申し上げます。ありがとうございます。

ななっちさん。
お子さんたちのために、引っ越されたのですね。お子さんたちのために、できることは全てしてあげようと思われている想いが伝わってきています。

『それなのに…』
って、きっと、思われましたよね。
親だって、人間です。

『やっぱり、また…』
って、思っちゃいけないと思いながら、思ってしまう自分を、責めたりしていませんか?

思っていいのですよ。
思うのが、人間として当たり前の感情なんですよ。そう思うことが、母親失格なわけじゃないんですよ。どうぞ、ななっちさんこそが、ご自身を責めたりなさらないでくださいね。

お子さんたちのお家でのご様子がわからないのですが、文面から想像すると、JKに憧れる女の子に成長しておられるのですよね。青春したい…って、ななっちさんに希望を素直に言える関係を、ななっちさんは築かれてきたってことですよね。

この社会では、学校に行く…ということが当たり前で、学校に戻らないと、行きたい道に行けない、夢は叶わない…という考え方に自然になってしまうものですが、今のこの時代は、果たして、そうでしょうか。

今振り返ると、次男の受験の際、私の内申、部活推薦へのこだわりなど、親目線で心配を作って、息子を焦らせたり、息子へ必要のないプレッシャーを与えていたな…って思います。何故なら、私の地域では、受験資格に、不登校生枠があったのです。息子にプレッシャーを与えて、それでも行けない息子は、やはり、自分を何よりも責めていたのです。

子供とは、優しい子であればあるほど、親の期待に応えようとするものですからね。でも、学校に行く理由が、自分が行きたい、戻りたい…ではなく、私のために行く、戻らなくちゃ…だから、やはり続かなかったんですね。

ある日、そのことに、気づいた日から、私の方が、『今、どんなに休んでいても、何かやりたい…が出てきたときには、やる子』って思い直して、心配の目線で息子をみることをやめました。

大人だって、嫌なことは、やっぱりやりたくない…、それが本心ですよね。
布団から出て来なかった息子も、やはり、『やりたい』ことのためには、3年生になるといろいろと逆算して、受験期を越えていきましたよ。ななっちさんのお子さんも、きっと…これっていうものの時には、心も体も『やりたい』という気持ちに、ついていくと思いますよ。

だから…
今、どんな風に声を掛けたり、背中押しをしてあげたらいいのか…ということに私だったらですね…完璧でない行動、やる気を、認め、受けいれ、応援していきます。その完璧でない気持ちや行動にでも、『いいね』を押すていきますよ。

行きたい…って始めて、たとえまた休んだとしても…もう一度行きたい…と思った気持ちは、お子さんにとっては、学校への行きづらさを越えた行動ではないか…と思うのです。最初の『行きたい』よりも、精神力も強くなっていないと、言えません。お子さんは、ずっとそのままでも、後退しているわけでもないんですよね。ちゃんとお子さんのペースで、前へ前へと進んでいるんですよ。

学校の先生方に迷惑をかけてしまうのでは…との想いも、湧いてきてしまいますよね。学校本来の存在意義は、いろんな子供達がいるということです。だから、どうぞ先生方にご迷惑をかける…という観点から、対応してくれる学校や先生方の協力を、感謝して受け取っていかれる…というのはいかがでしょうか。

ななっちさんが一人でなんとかしなくちゃ…と頑張らなくてもいいんですよ。必要な協力を得ながら、進んでいってもいいんだ…と、ななっちさんがゆるまって委ねることをされていかれてみてくださいね。

ママサロンには、10人10様の子育て真最中の現役ママ相談員がおります。肩の力を抜きたい時、一人で重くなってきたら、どうぞいつでもご連絡くださいね。ななっちさんとお子さんの未来が明るく開けていくことを、心より応援しております。

相談員
◆相談員「杏」について
杏

大学生の長男と高校一年生の次男(中学二年の秋〜中学三年の夏まで不登校)を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用すると杏に個別相談することも可能です。

プロフィール詳細はこちら

PR.あなたの悩みもお寄せください

Rizでは不登校生の保護者の方々からのお悩みを随時受付しています。相談は下記のフォームよりお寄せください。いただいた相談の回答はコラム上で公開いたます。
(コラム公開後はRizのLINE@でお知らせしています)

※相談コラムの利用は1人1度までとさせていただきます
※相談コラムを利用いただいたい方には感想アンケートの回答をお願いしています
※すべての相談に答えられない可能性があることをご了承ください

無料相談フォーム

「不登校の教科書」無料公開中!

Rizでは、これまで多くの不登校生とその保護者を支援してきた経験をもとに作成した「不登校の教科書」を無料公開しています。不登校生の保護者にとって参考となる情報をすべて掲載しているので、ぜひ一読ください。

不登校の教科書の詳細はこちら
ママだって悩んでもいい!『不登校ママサロン』参加者募集中。

Rizでは保護者のためのオンラインサービス『不登校ママサロン』を提供しています。不登校の子どもを育てた経験のある10人のママ相談員たちに、メールでいつでも個別相談できるサービスです。

不登校ママサロンの詳細はこちら
不登校生のためのオンラインサービス『Rizオンライン』運営中!

Rizオンラインは、不登校経験のあるRizスタッフたちと自宅にいながら交流・相談できるサービスです。遠方に住んでいる子どもや、家を出ることがしんどい子どもに、少しでも安心できる時間を作りたい想いで運営しています。

Rizオンラインの詳細はこちら

このブログと一緒によく読まれているブログ