2019/10/24 2019/10/24

【保護者のお悩み相談室】通信高校をなんとか卒業して大学受験を目指すも、疲れてゲームに没頭するようになりました。

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『通信高校をなんとか卒業して大学受験を目指すも、疲れてゲームに没頭するようになりました。』という悩みを相談してくれた「いちご」さんに、相談員「yuki」さんから回答をいただきました。

いちごさんのお悩み

高校二年の4月から不登校がはじまりました。
思えば中学の頃から勉強についていけず、朝も苦手。毎日怒って起こして、宿題は付きっきりの子でした。

そんな子が進学校に合格!
親の思う通りに進み、そして、自分を追い込み、突然朝に起きれなくなりました。
自分なりに不登校の子どもの気持ちを勉強して、通信高校に編入させましたが、また不登校になりました。そして自分を責める子になってしまいました。

通信高校は「ただ、ゆっくりでいい、いつまでも家にいていい」と言い続け、なんとか卒業できました。

その後、「大学にいきたいが、勉強したい」とのことなので浪人生活がはじまりました。3ヶ月間、塾に通いつめた結果、また疲れてしまったのか自宅にひきこもるようになりました。はじめは家で勉強していましたが、とうとう勉強もしなくなりました。

子どもには「受験が嫌ならやめてもいいんだよ。」と母の本音を伝えました。
その甲斐あって少し気持ちが楽になったのか、ゲームに没頭するようになりました。

現在は、そっとしておこうと思い、受験の話はしてません。
でも、向き合って話さなければいけないのかもしれません。
本人から言ってくれるの待つべきか、母から切り出した方がいいのか迷っています。
これまでも向き合って話すときがありましたが、塾に行くようなことを言っていても、その通りにはなりません。本人から話が挙がったことは続きます。例えば、今は週に一回だけバイトに行くようになりました。

このような状況で、何かアドバイスをいただけると嬉しいです。

相談員「yuki」の回答

いちごさん。こんにちは。相談員のyukiです。よろしくお願いいたします。

お便り読みました。もしお会いできるなら、お子様といちごさんに『ずっと頑張ってきたんですね。少し…休みましょうか』と声をかけたいです。

ずっとずっと頑張ってきたんですね。ずっと頑張ってきて通信制高校を卒業して、大学受験 を目指すも勉強をしなくなったお子様。いちごさんも心配ですね。

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いちごさんもお子様もきっと分かってるのではないでしょうか。今の状態で受験は難しい事を。だけど今正式に受験することをやめると決めてしまうと、その後の自分(お子様)がどうしたらいいか分からなくなる。そこが怖いのかもしれません。

お子様の一番近くにいるいちごさん。今からお子様が頑張って大学受験をして合格して、楽しそうに大学に通う姿を想像できますか?

うちの子もそうだったんですが…勉強を頑張ってきた子って、自分の評価を勉強で取り返そうとします。勉強を頑張ることが自分の価値だと思い込んでいます。そこがなくなると自分の価値を見失ってしまいます。頑張ることもできなくなります。もうダメだと思いこんでしまいます。私は相当な教育ママでしたから…息子には勉強が全てだ!と私が思い込ませてしまっていました。私の子育ては振り返れば後悔ばかりです。

勉強が全てではないのにね。。笑顔で楽しそうに生きてくれたら勉強なんてできなくてよかったのにね…。

いちごさん。そしてお子様。もし今『勉強』に取り組めなければ、大学受験のことは一旦白紙にしてはいかがでしょうか。受験は戦いです。勉強がどんなに追いついても、当日会場に向かう強い心を持てなければ受験できません。

生きるって『夢』が必要です。 『夢』があるから学びたくなります。 『夢』を叶えるための場所を目指します。その場所に行くために計画をたてます。そして動き始めます。

お子様の言う、大学に行きたい、勉強したいの先にはどんな『夢』があるのでしょう。

その夢は大学じゃないと叶わないのでしょうか。今スタートしないと一生手に入らないものなのでしょうか。きっと…そうではないですよね。

『夢』ってね…大きなものばかりが夢ではないんですよ。寒くなってきたから温かい服が欲しいな。新しいゲームが欲しいな。そんなこともちゃんと『夢』なんですよ^^お子様が自分の目の前の小さな希望を口にできるような、そんな間柄になれるようにはじめてみませんか?

これはわがままを許すという事ではないんです。叶う。叶わない。叶えてあげられないとは別に自分の気持ちを素直に口にしていいんだとお子様に分かってもらえるようにです。

大きな夢を本音で語るには、『明日は唐揚げが食べたいな』なんて、小さな夢を笑顔で話せる関係になることが大事ですから^^

突然向き合う時間を設けるのではなく、まずはそこから意識して、家って楽しいな。家族っ ていいな。とホッとできる時間をお子様と過ごしてみませんか。生きるには月並みですが健 やかな心と体が必要です。将来の話はそこが整ってからでも遅くありませんし、そこが整わないと、また頑張りすぎて動けなくなってしまいます。

いちごさんが不安に思っている事は、きっとお子様も同じように不安に思っています。いちごさんの相談の本当の願いは何でしょう。大学受験に向けてまた勉強を頑張れるように… ではないですよね^^お子様が笑顔になることではないでしょうか^^その為にいちごさんができることは一緒に将来を心配する事ではないかもしれませんよ^^お母さんだから、いちごさんだからできること♡きっとありますよね。

いちごさんとお子様が笑顔でいれる毎日になりますように願っています。

不登校ママサロンには私を含め十人の相談員がいます。いちごさん。お一人で抱えない。そして頑張りすぎないで^^私たちはいちごさんの味方です。またご相談くださいね。


未来はくるくる
みんなにくるくる
yuki でした
◆相談員「yuki」について
yuki

大学生の息子(高校一年生より不登校)と高校一年生の娘を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用するとyukiに個別相談することも可能です。

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