2019/10/19 2019/10/19

【保護者のお悩み相談室】不登校で辛そうな子ども自身が進級を望んで休みたくない場合、親はどうすべきでしょうか。

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『不登校で辛そうな子ども自身が進級を望んで休みたくない場合、親はどうすべきでしょうか。』という悩みを相談してくれた「さいちゃん」さんに、相談員「Kun」さんから回答をいただきました。

さいちゃんさんのお悩み

高校2年男子の息子です。
2年になってから五月雨登校→不登校になり、無気力、食欲不振、昼夜逆転といった状態です。お風呂にも入れず歯磨きも出来ない状況で、ただただ自室にこもる日々でした。
1学期期末テストは受けられず、欠点がついたままです。

本人の希望で「夏休みのうちに部活から復活したい!」と言い出し真っ白な顔で運動部に復帰しました。
その流れで2学期から学校にも通えるようになったのですが、なかなか勉強についていくのが負担のようで、週末になるにつれ力尽きて遅刻しながらも行く日々が続いていました。

そんな中、修学旅行には行けず、ただいま中間テストを前にまた休みだしました。やっぱり、勉強となると追い込まれてしまうのかな?と思います。

「辛いなら休んでいいよ」と言いたいところですが、テストを受けれないと進級には厳しくなると思います。本人もそれだけは嫌だ!と以前言っていたので、このまま見守るべきか悩みます。

何か良いアドバイスがあればお願いします。

相談員「Kun」の回答

さいちゃんさん、はじめまして。

相談員のKunと申します。
同じ歳の息子がいます(^^)
どうぞよろしくお願いいたします。

ご相談内容を読ませていただきました。

息子さん、すごく頑張ってきましたね。
息子さんの頑張りをそばで見てきたさいちゃんさんもお疲れ様でした。
親は、見守るのか、押すのか…、気持ちが揺れ動きますよね。
息子さんの様子を振り返りながら 私の考えを伝えさせてくださいね。

『無気力、食欲不振、昼夜逆転、風呂や歯磨きもせず自室にこもる日々』
多くの不登校生が通るこの日々を 私は『充電期間』だと考えています。
『さなぎ』に例えられることも多いこの時期に しっかりと休むことで 次に動き出す力が生まれるのだと思います。
一学期末のテストを受けず、欠点がついたとしても、この時期にしっかりと休めたから
「部活から復活したい!」
…と自分で決め行動できたのではないでしょうか。大きな一歩でしたね。

その流れで 頑張り続け、遅刻しながらも登校をつづけた息子さん、素晴らしいです(*´꒳`*ノノ゙✧
修学旅行は 行きたかったのかな。
エネルギーを使わずに済んだ…と思えば、行かない選択も正解だったのかもしれませんよ。
(うちの息子がそうでしたから。…違っていたらすみません^^;)

息子さん、力を振り絞って精一杯 頑張っていると思います。
そんな姿を見ていたら「休んでいいよ」と 言ってあげたいですよね。
私もそう思います。
さいちゃんさんが そう言ってあげたい…と感じているのなら、息子さんには その言葉が必要なのではないでしょうか。
張り詰めた糸が切れないように… 一旦 緩める…という選択肢もあると思うのです。
親の一言で 子どもはホッと安心できます(まるで魔法のように♡)

「休んでいいよ」という言葉だけでなく、気持ちがほぐれる提案をしてみては、いかがでしょう?

たとえば「テスト前はゆっくり休んで、テスト当日に登校する」とか「別室や別日、別時間にテストが受けられないか 担任に聞いてみる」など。
担任の先生とも相談しながら、息子さんのペースで出来ることを探してみましょう。
こんなやり方もあるんだ、これでも大丈夫なんだ…と 思えることで 息子さんの張り詰めた気持ちが 少し和らぐのではないかと思います。

それしか選択肢がない…と思うと、人は緊張感が増しますよね。
いろんな手段があることを知るだけで気持ちに余裕ができ、進む力にもなる思います(^^)

今の息子さんには
「張りつめた思いで頑張り続ける」ことよりも「自分のペースで出来ることを選択して進む」ことの方が大切なんじゃないか…と私は思います。

「進級に向けて…」ではなく、これから先、「生きていく上で」大切なことだと思うんです。

さいちゃんさんの息子さんや、うちの息子、他にもたくさんたくさん頑張り続けている子ども達に
「もっと自分を大切にラクに生きていいんだよ」と伝えてあげたいです(*´˘`*)

この度はありがとうございました。
いろんな方の意見を聞いてみるのも良いと思います。
Rizには10人の相談員がいます。
メール相談もありますので、迷った時はまた声をかけてくださいね。
◆相談員「Kun」について
Kun

高校二年生の長男(中学二年間不登校)と小学六年生の次男(小学五年生より不登校)と長女の3人を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用するとKunに個別相談することも可能です。

プロフィール詳細はこちら

PR.あなたの悩みもお寄せください

Rizでは不登校生の保護者の方々からのお悩みを随時受付しています。相談は下記のフォームよりお寄せください。いただいた相談の回答はコラム上で公開いたます。
(コラム公開後はRizのLINE@でお知らせしています)

※相談コラムの利用は1人1度までとさせていただきます
※相談コラムを利用いただいたい方には感想アンケートの回答をお願いしています
※すべての相談に答えられない可能性があることをご了承ください

無料相談フォーム

「不登校の教科書」無料公開中!

Rizでは、これまで多くの不登校生とその保護者を支援してきた経験をもとに作成した「不登校の教科書」を無料公開しています。不登校生の保護者にとって参考となる情報をすべて掲載しているので、ぜひ一読ください。

不登校の教科書の詳細はこちら
ママだって悩んでもいい!『不登校ママサロン』参加者募集中。

Rizでは保護者のためのオンラインサービス『不登校ママサロン』を提供しています。不登校の子どもを育てた経験のある10人のママ相談員たちに、メールでいつでも個別相談できるサービスです。

不登校ママサロンの詳細はこちら
不登校生のためのオンラインサービス『Rizオンライン』運営中!

Rizオンラインは、不登校経験のあるRizスタッフたちと自宅にいながら交流・相談できるサービスです。遠方に住んでいる子どもや、家を出ることがしんどい子どもに、少しでも安心できる時間を作りたい想いで運営しています。

Rizオンラインの詳細はこちら

このブログと一緒によく読まれているブログ