2019/08/17 2019/08/17

子供が不登校の理由を話してくれない……【ママ相談員ブログ】

こんにちは。Rizの保護者向けオンライン相談サービス『不登校ママサロン』で相談員をしています。yukiです。

突然のわが子の不登校。わが子に、なにがおこっているのか……そして私になにがおこっているのか……分からないですよね。『学校はゆっくり休んでもいいわよ』と最初から理解あるお母さんにはなれません。私も焦りまくりました。

え?なにがおきたの?どうしたの?だからどうすればいいの?と、とにかく答えや理由が欲しかったです。

理由を知りたいのは、今思えばわが子のため半分、自分のため半分だったかもしれません。

何があったの?

お子様が学校に行かなくなって…まず頭に過ぎるのは『何があったの?』ではないでしょうか。学校?部活?いじめ?勉強?外的要因にばかり目が行きます。私は、早くその原因を解決して学校に戻さなきゃ!それしか頭にありませんでした。

お子様は原因を話してくれましたか?息子は話してくれませんでした。はじめて学校に行かなくなって丸三年が過ぎましたが今でも本当の事は分かりません。何かの拍子にポツリと漏らすことはありますが、それだけで学校に行かなくなったとは考えられません。

ただ、新しい道に進むのに、原因を知る必要ありませんでした。むしろ知らない方が、子供のプライドを保てているような気がします。

学校でいじめられているのに、『家族が悲しむから本当の事が言えなかった』と苦しむ子供の言葉をテレビなどで見たことがありませんか?その言葉には、もしかしたら子どもも親も気付いていないその先があるのかもしれません。いじめられていると言ったその先です。

いじめは100%いじめている人が悪いです。どんな理由があってもです。ただ…もし『いじめられてる』と子どもが言ったとしたら私はどうしただろう…そう考えました。

子どもが『いじめられてるの』と言ったら?

大切な我が子がこう言ったら…お母様はどうされますか?私はねきっと…誰がやったの?先生には言ったの?その子の親は知ってるの?友達には相談したの?明日学校に電話するから!…間違いなく怒り狂ってそう言うと思います。

我が子が大好きだからこそ、いじめた子が許せない気持ちでいっぱいです。

この私の言葉はどうですか?分かってくださいます?親としては100点でしょうか?

子どもからみたら何点でしょう?多分0点ですね。

だってこの言葉では、私『そんなに大変だったの?よく毎日頑張ったね!』って少しも子ども本人を見ていませんから。

息子が私に学校に行かなくなった原因を言わなかったのはこんな私の事も分かっての様な気がします。だって私はきっと…サッサと手を打ってサッサと解決して『さぁもう大丈夫!さぁ行きなさい!』と言うに違いありませんから。

原因は聞かなくていい

通信制高校の見学に行ったとき、教室長と二人で話をした時の事です。教室長から『どうして高校に行かなくなったか話はしましたか?』と聞かれました。私は「分かりません。息子も話してくれませんし」と答えました。教室長は

『お母さん。子どもが怪我したら「大丈夫?痛くない?お薬塗ろうね」とまずは傷の心配をしますよね?傷も見ずに、傷のケアもせずに、どうして怪我したの?どこで怪我したの?何やってたの?って聞きますか?』

『それと同じですよ。原因は聞かなくていいんです。子供だって言いたくないことはあるんです。その出来事は消えないけれど、嫌なことは脳の遠くに自分で置いて、自分で過去にしていくんです。聞き出そうとする行為は治りかけのかさぶたをまた剥がす様なものですよ』

『なんでも知ることが親の務めではありません。傷があろうがなかろうが子供の価値は変わりません。同じように接してあげることが大事なんですよ』と…

本当にそうですね。親だから何でも知りたいけれど、子どもだって知られたくない事あります。ただ…心を言葉にできるように手助けが必要な年齢であったり、原因をきちんと知ることが必要な場合もあるかと思います。

お母様が話がしたいな。聞いてみたいな。そう思われても、やはりお子様は答えてくれないかもしれません。そんな時は、「お母さん…あのね…」とお子様が言える雰囲気にすることから始めてくださいね。それでもお母様が聞いても答えないかもしれません。だけどね…質問は答えがなくてもいいんですよ。そして質問には正解の答えはありません。話したくないことがお子様の答えなんですね。求めている答えを聞き出そうとするのは尋問です。取り調べと一緒です。同じ何かを聞くとしても尋問にならない様に意識してくださいね。

『不登校ママサロン』には私を含め10人の相談員がいます。相談員と言うと堅苦しいですが、同じ不登校のママ友(パパもいますよ)と思ってお一人で悩まずどうぞご相談くださいね。

未来はくるくる

みんなにくるくる

yukiでした

◆相談員「yuki」について
yuki

大学生の息子(高校一年生より不登校)と高校一年生の娘を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用するとyukiに個別相談することも可能です。

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