2019/04/22 2019/04/21

【保護者のお悩み相談室】始業式翌日から通えていない高校3年の娘。待つことしかできないのでしょうか?

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『始業式翌日から通えていない高校3年の娘。待つことしかできないのでしょうか?』という悩みを相談してくれた「さくら」さんに、相談員「Kun」さんから回答をいただきました。

さくらさんのお悩み

お世話になります。

高校3年になる娘が高校2年の3学期から不登校です。
進学校に通っており、高校1年の時は楽しそうに行っていたのですが、高校2年の夏頃から無気力になってしまいました。

学校の課題もだんだんしなくなり、家庭学習もしなくなり、スマホばかりするようになってしまいました。
毎日『やる気が出ない』と言っていたので、しばらく勉強のことは忘れて自分の好きなことやったら?と言っていたのですが、好きなことも見つからず冬休みになってしまいました。

学校側は「ゆっくり休ませてあげて下さい」と言ってくれて、気長に待ってもらえています。
学校の配布物などは私が1週間に一度の割合で学校に伺い受け取り、家での様子を先生にお伝えしていました。

高校2年の1月は、ご飯も食べない日やお風呂も入れない日があったり、一日中部屋で過ごす日が続きました。
2月になると、少しずつ家族と話をして、リビングにいる日が多くなりました。ただ、学校の話は避けます。
3月になると、外に出たがるようになり、1人でショッピングセンターに行ったり、土日に一緒に買い物に出かけたりするようになりました。

4月になり3年生になったら行けると思っていたのですが、始業式は普通に行き、また翌日から起こしても起きず行けませんでした。
その日に行けなかった事を本人も『どうしていかなかったんだろう』と、とても悔やんでいました。
しかしその翌日もその翌日も通学の時間には起きることができませんでした。

本人としては、3年生なので受験を気にしており、大学には行きたいようです。
通信制も視野に入れて情報を聞きにいきましたが、通信制の授業ではとても受験勉強にはならない事がわかり、担当の方も大学受験を考えているなら全日制にいた方が絶対に有利だと言われ、最悪の場合10月から転校で間に合うと言われて帰ってきました。

娘は大学には行きたいので高校には行きたいようですが、勉強の遅れもあり、行っていない不安もあり、また通信制だと勉強の不安もあり、どっちつかずの状態でいます。
どうしたいのか聞いても「その話はしないで」と拒絶され、不機嫌になります。

主人は「本人が決めるまで待て」と言うけれど、刻々と時間が過ぎていく中でどちらかに決めないと時間ばかりが過ぎて受験に間に合わない気がして、不安でなりません。

通信制の説明を聞いた日から、娘は毎日勉強をし始めました。
この姿を見ているとどちらに早く決めて欲しいと思っているのですが、待つ事しか出来ないのでしょうか?

相談員「Kun」の回答

さくらさん

はじめまして。 相談員のKunと申します。
この度は、Rizに ご相談をお寄せくださり、ありがとうございます。

大切なお気持ちを 丁寧にじっくりと読ませていただきました。
さくらさんが 娘さんを思う気持ち、焦る気持ち、たくさんの思いが伝わってきました。

私なりに精一杯、対応させていただきます。
どうぞ よろしくお願いします。

娘さんは、充実した高校生活を 楽しんでいらしたんですね。
それでも、進学校での生活は 忙しすぎて。。
心と身体が 疲れてしまった。
少しずつ、気持ちが落ち、体調を崩し…という
高校2年 中盤からの娘さんの様子を 読ませていただきながら、そばで支える ご両親、学校の先生方の対応が、素晴らしいなぁ‥と 思いました。

不登校は 初期段階が 辛さのピークです。
その時の対応が、その後の回復の速度を左右する…と私は思っています。

その最初の段階のときに、
頑張ってきた娘さんを認め「好きなことをしたら?」「ゆっくり休んだら?」と 提案できる‥この対応は 素晴らしいです。
娘さんへの 理解と信頼と 愛情…。さくらさんは とても良いバランスでお持ちですね(*´˘`*)
それだけに、さくらさんの精神的な 辛さも伝わってきました。
本当に ここまでよく、頑張りましたね。
辛い気持ちの中で、娘さんをしっかりと支えながら学校とのやりとりもこなして。。
さくらさん 本当にお疲れ様です。

ご両親や 先生方の 最初の素晴らしい対応のおかげで、娘さんは 心も体もゆっくりと休めることができ、ここまで回復してきたのだと思います。

あと もう少しです(^^)
何も 焦ることはありません。

ご主人が おっしゃるように、進路は娘さんが決めること。娘さんに 任せてみましょう。

高3のこの時期は、誰もが 焦りを感じます。
娘さんだけでなく、他のお友達も ご両親も 先生方も。。それは同じです。
周囲の理解を得ながら、ゆっくり過ごして、ここまで回復してきた娘さんの力を信じ、本人がだす答えを待ちましょう(^^)
「頑張りたい、行きたい」と言ってるのに、身体が動かない…。そんな時は、身体がだすサインを大切に♡
人生の どんな時も、間に合わないことなど 何もありません。
長い人生を歩いていくには
「周りの流れに合わせること」よりも、
「自分を知り大切に労わること」の方が、
ずっと大切だと思います。
焦っている娘さんの気持ち、さくらさんの気持ち、少し緩めてみましょう(^^)

高校は、多様です。通信制高校は、自由に短時間通える所もあれば、進学を目指し、個人に合わせたスケジュールを組んで塾のように取り組んでくれるところもあります。私の知人は 進学校を辞め自分の勉強法に合った通信制高校に転校し、大学に進学しました。
いろんな道があります。
調べ始めると道の広さにワクワクしますよ♪

まずは体調を整えて 娘さんがゆっくりと考えられる環境を用意しましょう♡
…といっても 何も変える必要はなく、これまで通りでいいんです(^^)
娘さんは、ご両親、先生方…周囲の方々に本当に恵まれています。
たくさんの愛に包まれています。
その環境こそが 娘さんが元気になっていくために必要なものです。

「大丈夫」さくらさんが そう思うことで、娘さんにも安心が伝わると思います。

「さくら」さん 素敵なニックネームですね。

名前の通り… 親子ともに
さくら咲く日が 必ず来ます(*´˘`*)❀ฺ

 
迷うことがありましたら、いつでも またこちらに声をかけてくださいね。
この度は ご相談をお寄せくださって
ありがとうございました。
◆相談員「Kun」について
Kun

高校二年生の長男(中学二年間不登校)と小学六年生の次男(小学五年生より不登校)と長女の3人を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用するとKunに個別相談することも可能です。

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