2019/04/07 2019/04/07

【不登校生の保護者インタビュー】子どもへの向き合い方が変わった転機 vol.3

保護者の方に、我が子との向き合い方を伺う『不登校生の保護者インタビュー』。
今回は「子どもへの向き合い方が変わった転機」をテーマに、保護者向け相談サービス「不登校ママサロン」の相談員としても活動するママ「Kun」さんにお話を伺いました。

◆Kunさんのご紹介

高校二年生の長男(中学二年間不登校)と小学六年生の次男(小学五年生より不登校)と長女の3人を育てるママ。Rizの運営する保護者向け相談サービス「不登校ママサロン」の相談員として活動する他、ご自身のブログでも子育て経験談を発信されています。

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Q. はじめて子どもが不登校になったとき、どのようなことを感じながら関わっていましたか?

不登校の始まりは、息子が中2の春でした。
まずは、少し休ませ、原因がわかり解決すれば、また すぐに登校できると思いました。

その後、原因もはっきりわからないまま、休みが続き、このままじゃ、大変だ…早く学校に戻さなくては 進学できない…と焦り始め、どうにか登校させようと 必死でした。

担任の先生と話し合いながら 無理やり連れて行こうとしたこともありました。

Q. そのような関わり方のとき、子どもの反応はどうでしたか?

布団をかぶり 動けなかった息子ですが、先生や私達親から、説得され、どうにか登校しようとしましたが、抜け出したり、途中で気分が悪くなったりしていました。

心も身体も拒否反応を示していました。

Q. 子どもとの関わり方が変わった転機があれば教えてください

久しぶりに どうにか登校したけれど、1時間目で気分が悪くなり迎えに行った時が ありました。

校門から 出てきた息子は
「授業中、踏切に飛び込むことを想像したら、リアルに気分が悪くなったよ」と笑いながら 言いました。

それを聞いた時、「私は 何をしているのだろう…」と ようやく気づき、怖さと 情けなさと 悲しさと…なんとも言えない気持ちになりました。

守りたいものは 息子の命です。

その日から、
学校に行く必要はない。
元気に生きてくれてるだけでいい…と思うようになりました。

その後、
息子は、家に こもって、ゲームや動画ばかりの日々になり、昼夜逆転も当たり前になりました。

これは、息子にとって 元気になる為に必要な時間だと思うようにし、私は 自分の好きなことで 気を紛らすことにしました。
息子の要求には、余程でない限り、応えるようにし、話を聞く時間を作り、聞く態度も少しずつ変わっていきました。

大切な息子の気持ちをしっかりと受け止めたい、あなたが大切だということを伝えたい…と 思っていました。
「どんな自分でも愛してもらえる」と 日常を通して伝えていったつもりです。

中3だったので、進路のことも気になり 情報を集めたり見学に行ったりもしました。
息子が、その情報を必要とした時に すぐに提示できる準備だけでも…と動いていましたが、たくさんの道を知ることは、私自身の安心にも繋がり、徐々に私の気持ちも穏やかになっていきました。

不登校になったからこそ、見えた景色、広がった道は、世界を明るく広く見せてくれました。
さらに私達の親子関係までも良好になりました。

Q. 現在はどのようなことを大切にして子どもと関わっていますか?

自分の気持ち、考え方を大切に生きてほしい、と 思っています。
親は、いろんな選択肢を知らせることはあっても、選ぶのは どんな時も本人。
子どもだけでなく、親自身も もっと自由に自分を大切に 生きよう…と 思うようになりました。

辛い時も 嬉しい時も、気持ちを伝えられるような親子関係でありたいと思っています。

Q. 親の変化によって子どもに何か変化はありましたか?

自分の気持ちをたくさん話してくれるようになりました。

溜め込んでいたものを出すことで、自分をコントロールする力も身についてきているように感じます。

Q. 最後に、現在子どもとの関わり方に悩んでいる保護者へのメッセージをお願いします

今は 親子ともに、辛い時期かもしれませんが、この経験から、見えてくるものもあるし、拓ける道もある。

優しく強くなれたこの経験は、私にとって、悪い経験ではありませんでした。

「今」は、続きません。泣いても笑っても、時間は過ぎて、必ず みんな 次へ進めます。

大切なこと、守りたいもの、は 何か‥
それに気づくと、我が子との関わり方も 自然に見えてきます。
大切な我が子と過ごす「今」を 精一杯の愛情で 包んであげてくださいね。

◆Kunのご紹介

高校二年生の長男(中学二年間不登校)と小学六年生の次男(小学五年生より不登校)と長女の3人を育てるママ。Rizの運営する保護者向け相談サービス「不登校ママサロン」の相談員として活動する他、ご自身のブログでも子育て経験談を発信されています。

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