2019/02/15 2019/02/14

【保護者のお悩み相談室】兄弟ともに低学年からの不登校です。先の見えない状況に不安を抱えています。

不登校の子育て経験者があなたの悩みに回答する「保護者のお悩み相談室」。今回は『兄弟ともに低学年からの不登校です。先の見えない状況に不安を抱えています。』という悩みを相談してくれた「スノー」さんに、相談員「杏」さんから回答をいただきました。

スノーさんのお悩み

はじめまして、小2長男、小1次男についてご相談お願いします。

長男は2年生進級時、担任変更に伴い不安・緊張が増大し、吃音が出現しました。それにより自信喪失、同級生からのからかいで心も傷つき、7月より不登校となっています。

周りの雰囲気や聴覚が過敏で、ストレスを抱えやすく、HSC(敏感気質)の専門医の診察を受けるなど、対応をしていきました。

冬休みに入ってから家に同級生を呼んで遊べるようになり、心の回復が進んでいる事を実感し、嬉しく思っていた矢先、次男から『学校全てが楽しくないから僕も行かない。もう限界なんだ』と宣言され、大きなショックを受けました。

不登校の連鎖にならないように次男の先生も踏まえて、気を配ってきましたが、2月に入ってからお休みしている状況です。

長男は学校に行きたくても不安が強くまだ行けない、次男は学校に行く必要性を感じない様子であり、低学年からの不登校に途方に暮れる日々です。

2人で休んでいる現在は仲良くゲームをしていますが、この状況がいつまで続くのか、先の見えない不安を抱えています。

相談員「杏」の回答

スノーさん、はじめまして。
相談員の杏です。

ママサロンを訪ねてくださり、ありがとうございます。そして、『不安』の声を聞かせてくださり、ありがとうございます。

スノーさんの言葉を、長男の小1の時に起きたいじめに重ねて読ませていただきました。

心を込めて回答させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。

 
スノーさん…
『この状況がいつまで続くのか、先の見えない不安を抱えている』…スノーさんの言葉にならない声が、聞こえてきます。

本当、不安でたまらないですよね。
『2年生進級時の担任変更に伴う不安・緊張が増大し、吃音が出現。それによる自信喪失、同級生からのからかいで心が傷ついた』我が子を見て、時には守り、時には支えて、専門医と連携しながら今までこられたんですよね。そして、今、長男君の心は、回復してきている。

自信喪失した心を回復させる…

これは、本当になかなかできないことなんですよ。

からかわれた記憶は消えません。
怖かった…嫌だった…恥ずかしかった…吃音を発する自分を責めた気持ちは、細胞が覚えています。でも…その後の過ごし方、周りとの関わり方で、その記憶は薄れ、細胞も上塗りされていきます。スノーさんの愛ある向き合い方、寄り添い方で、長男君の嫌な記憶は薄れ、細胞も安心へと上塗りされて、心が回復へ向かったのではないでしょうか。

私の長男は、小1の時に、同級生の嫌がらせをきっかけに、待ち伏せをされて数人によるいじめを受けていました。咳チックが発症してわかったことでした。私の長男は、私にいじめられていることは、一切言ってきませんでした。でも、体は発していたんですよね。言葉にはできなくても、心は声を、ちゃんと発していたのです。その長男も今では、バックパッカーとなり世界を旅しています。あの咳チックで休んでいた小さな小さな我が子が…です。

スノーさんの長男君は、とても周りに気を配り、お母さん思いの優しいお子さんなのではないでしょうか?だから、周囲や変化・環境からのストレスも受けやすい。周りを気にしなければ、ストレスなど受けませんから。その周りを見れる、優しい種を、スノーさんの長男君の『良さ』として育ててみるのはどうでしょうか。そして…『学校全てが楽しくないから僕も行かない。もう限界なんだ』とハッキリと意思を伝えられる弟君の『良さ』を、育ててみるのはどうでしょうか。

その『良さ』が育つ場所、育つ時期が、今、学校というところでないと考えた時、スノーさんは、どのように思われるでしょうか。

 
息子たちが大学一年生、中学三年生になった今、私が思うことがあります。

子供って…小さな頃に思いもしなかった成長の仕方をするんだ…ってことなんです。

体も小さく口数少なく、大丈夫かな…この子…って思っていた長男は、世界を体一つで旅する筋肉フェチ男子になりました。反対に学校きっての優等生で先生からも同級生からも信頼のあつかっか次男は、不登校を経験しました。成長と共に、それぞれ小さかった頃とは真逆になっています。

だから…スノーさん。
今、まだ来ていない未来に不安を抱えても、わからないことしかないのです。今、わかっているのは、スノーさんの子供たちは、元気だということ。兄弟仲が良いということ。その子供たちが幸せになる選択…正しさや『あるべき』ための選択ではなく、スノーさんの子供たちにとっての幸せになる方法を見つけていくのはいかがでしょうか。

 
私たちママサロンの相談員10人は、スノーさんと同じ不登校・子育てに向き合い、寄り添って奮闘しているリアルな親達です。それぞれが経験してきたこと、今、経験していることが違います。違うこと、知らなかったことを知ることは、スノーさん自身の自分責めや不安を和らげ、今に向き合う力をくれると思いますよ。ママサロンが、スノーさんの不安を和らげるお手伝いができたら嬉しく思います。

コラムにお寄せいただき、ありがとうございました。
◆相談員「杏」について
杏

大学生の長男と中学三年生の次男(中学二年の秋〜中学三年の夏まで不登校)を育てるママ。不登校ママサロンの相談員として活動する他、ご自身のブログで子育て経験談を発信中。不登校ママサロンを利用すると杏に個別相談することも可能です。

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