2018/01/29 2018/02/06

友達の作り方が分からない。友達の作り方

信頼できる人がひとりもいない……。
友達がいなくて教室や職場に居場所がない……。

そんな悩みをお持ちではありませんか?
特に、過去になんらかの悩みや苦労があると、人付き合いそのものが苦手になってしまうこともありますよね。
「友達」と呼べる人がいないと、孤独感も募りますし、困った時悩んだ時、どこにも頼れず一人で耐え忍ばなくてはいけなくなってしまいます。

無理に仲良くする必要はありませんが、“人とのつながり”というのは、とても大切なもの。
社会人の方なら自ら環境を選ぶことができますが、学生となるとそう簡単に環境を変えることもできません。

だから今回は、学生の方に向けて「学校での友達の作り方」「学校以外での友達の作り方」をご紹介します。
後者は社会人の方でも十分に応用が可能だと思いますので、あなたがもし誰かとつながりたい、友達がほしいと思ったら、この記事を参考にしてみてください。

◆目次
  • 友達がいない。孤独な学生生活
  • 友達って、なんで必要?
  • 学校での友達の作り方
  • 学校以外の友達の作り方
  • 今、友達がいなくて苦しんでいるあなたへ

友達がいない。孤独な学生生活

わたしは、今では周りの人に恵まれ、充実した人間関係を築けています。
しかし、不登校やいじめに悩んでいた中学・高校生時代は、「友達」「信頼できる相手」といった存在はまったくもっていませんでした。

その決定打になってしまったのが、中学一年生の時の出来事です。
当時わたしはクラスの男子数名から悪口を言われたり因縁をつけられたりしていて、ほぼ毎日否定され、誹謗中傷されていました。
そんなわたしが唯一安心して泣けたのが、女子トイレの中。
クラスメートの女の子がずっと話を聞いてくれていて、いじめを受けてからも学校にしばらく行けていたのは彼女のおかげと言っても過言ではありません。

しかしその後不登校になってしばらく経った後、その女の子がいじめグループのリーダー核であったことが分かりました。
あろうことか本人から「クラスのみんなあんたのこと嫌ってんのわかんないの?」「私は友達なんて、まじウケるんですけど」「クラス全員があんたを菌扱いしてる。近づかないで」といった旨のメールが届いたのです。

天地がひっくり返ってしまうくらにショックで、しばらくはケータイの通知音が鳴るたびにビクついてしまうような状態でした。

転校して周りの人間関係が変わってからも、そのショックは引きずったままで。
笑顔でやりとりを交わしながらも、1ミリたりとも心を許すことはできませんでした。

「信頼できる人が一人もいない」というのは、想像するよりもずっと苦しいものです。
その孤独さから、心が病んでしまったり、自分の価値が感じられなくなったりすることもあるほど。

無理にクラスメートや先生と仲良くする必要はありませんが、「人とのつながり」というのは、これから生きていく上でものすごく大切なものなのです。

友達って、なんで必要?

そもそも、友達ってどういう間柄のことを言うのでしょうか?
一緒にお出かけしたら? プライベートな話をしたら? それとも相談事をできるようになったらでしょうか。

いろんな人と関わりながら生きているけど、「あなたの友達って何人?」と聞かれても、明確には答えられない気がします。
「友達になろう」「いいよ」なんてやりとりをするわけでもありませんし、きっと「自分は友達だと思っていたのに、相手からしたらそうでもなかった」なんてこともあるのではないでしょうか。
そんな「片想い」になるのが怖くて、信頼していても信頼していると言えない、という方もいらっしゃるかもしれませんね。

わたしは、別に本人が求めていないのであれば、友達がいなくてもいいと考えています。
自分自身は寂しがりな性格なので誰かと食事をしたり連絡を取ったりすることが多いのですが、あくまで自分がそうしたいから。

「友達は多いほうがいい」「友達がいない=ダメ」といったような考え方が一般的とされていますが、なによりも大切なのは、「あなたが幸せな人生を歩めるようにすること」です。

友達が少なくても、いなくても、あなたが幸せならそれでいいのです。

しかし、「つながりたいのにつながれない」というのは、大きなストレスを生んでしまいます。
では、いったいどのようにしたら友達が作れるのでしょうか?

学校での友達の作り方

学校ではおよそ一日の半分を過ごします。そんな学校で友達や仲の良い人がいないと、孤独ですし、寂しい思いをしてしまいますよね。
仕事などと違って、学校は「環境を変える」ということができません。気軽に転校するわけにはいきませんからね。

だからこそ、学校での友達作り・人間関係作りは重要なのです。

友達作りというと、よく「積極的に声をかけてみよう!」なんて言いますよね。
たしかに、それも効果的です。
特に入学したての頃や新しい学年になったばかりの頃はみんなが緊張しているから、最初に声をかえれば自然と周りに人が集まりやすくなります。

でも、すでにクラスにグループができていたり、そもそも人に話しかけるどころか人と話すことに苦手意識を持っていたりすると、そううまくはいきませんよね。

今回はそんな「自分から話しかけるなんてとんでもない! でもずっと一人でいるのはつらい……」という方へ向けての超基礎編・友達の作り方になります(*´`)

1. 話しかけられた時にはていねいに受け答えする

話しかけるのは難しくても、せめて話しかけられた時のチャンスは最大限掴めるようにしておきたいですよね。
せっかく声をかけられたのに不愛想な対応をしてしまっては、相手も「もしかして悪いことしちゃったかな……」なんて気にしてしまいます。

ユーモアたっぷりに盛り上げようとする必要はありません。
「おはよう」と言われたら「おはよう」と返す。
「これ好きなの?」と聞かれたら「好きだよ。あなたは?」と返す。
そんな風に、答えっぱなしにしない・聞きっぱなしにしないことが「ていねいに受け答えする」ということなのです。

最初はオウム返しでもいいので、なるべく何か質問されたら、答え+質問を返すようにしてみてください。

2. 相手の話を聞くことに集中する

「自分に興味を持ってもらう」というのは、誰しも嬉しく感じることです。
実際に、2人で話している人を比較すると、多く話したほうは満足度が高く、あまり話していなかったほうは満足度が低かった、という研究結果もあるそうですよ。

だからまず目指すのは、「話し上手」ではなく「聞き上手」。
聞き上手といっても、単に相手の話をずっと聞いていればいいというわけではありません。

相手はどんなことに興味を持っているのか?
相手はどんなことが好きで、どんなことが嫌いなのか?
そんな細かい部分まで、相手の言葉や、仕草、表情から読み取っていく必要があるのです。

そういうとハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、最初のステップは簡単。
「自分に目を向けるのではなく、相手に目を向ける」ことです。

人見知りの方の中には、つい「自分は変に見えてないだろうか?」「こんなこと言ったら引かれるかな?」と、自分に焦点を当ててしまう方がいます。
しかし大切なのは、目の前の相手がどう感じているか。

だから「自分はどう見られているんだろう」というのは一旦隅に置いて、「相手はどう感じているんだろう」を一生懸命見てみてください。
相手からどう思われているかなんて、いくら自分で考えても分かりませんからね。

3. 自分がされて嬉しいことをしてみる

「好意の返報性」という言葉を知っていますか?
これは、「人から好意を向けてもらうと、その相手のことを好きになる」というもの。
例えば、意識していなかったクラスメイトから告白されて急に気になりだしたとか。きっと誰しも経験があると思います。

つまり、先に自分から好意を伝えることで、相手からも好意を持ってもらいやすくなるということですね。
では、どうすれば相手に自分の好意が伝わるのでしょうか。

「自分がされて嫌なことは、人にしたらいけないよ」
これの逆をすればいいんです。

もちろん、好きなことが必ずしも一致するとはかぎりませんし、「良かれと思ってやったことが相手にとっては有難迷惑だった」なんて場合もあります。
それでも相手の心の中なんて分からないから、自分を手掛かりにするのが一番手っ取り早いのです。

あるいは、「相手からしてもらって嬉しかったことをお返しする」という方法もあります。
どちらにせよ、大切なのは「相手のため」を考えて行動すること。
それができていれば、たとえ相手にとってはありがたくなかった行動だったとしても、いつか気持ちは伝わるはずですよ。

学校以外の友達の作り方

学生だからといって、無理に学校だけで人間関係を作ろうとする必要はありません。

「共通する価値観を持っている」「共通した趣味を持っている」という部分があれば、グッと仲良くしやすくなります。
今は趣味サークルやコミュニティもたくさんありますから、ぜひネットなどで調べてみてください。
SNSで「お絵描き垢」のような趣味用のアカウントを作ってみるのもいいですね。

重要なのは、「環境選び」です。
類は友を呼ぶという言葉がある通り、同じコミュニティにはなにかと同じ気質をもった人たちが集まりやすいもの。
「この場所なんだか落ち着くな」「このコミュニティは楽しめるな」と感じられる場所があったら、ぜひそこは大切にしてください。

今、友達がいなくて苦しんでいるあなたへ

ここまで友達の作り方について書いてきましたが、最後に少しだけお話しさせてください。

わたしはずっと、大人数の場が苦手でした。飲み会などになると、端っこの席でじーっとおとなしくなってしまうのです。
周りは楽しげにお喋りしているのに……、と劣等感に苛まれることもたくさんありました。

人にはそれぞれ「合う・合わない」があります。
大人数でわっと盛り上がるのが好きな人もいれば、一人と深いつながりを持つのが好きという人もいるのです。
無理に自分に合わないかたちで人とのつながりを持とうとしてしまうと、劣等感や孤独感を抱えてしまう恐れも……。

そんなわたしが試したのが、「とりあえず全員の名前を覚える」というものでした。
人と仲良くなるには、その人に興味を持つのが一番です。

複数人でのお喋りは苦手だったけれど、一対一であればある程度話せたわたしは、飲みの場でも細かく席を移動しながら、全員と一対一の会話をするようにしました。
その目標が、「全員の名前を覚える」こと。

目の前の一人に集中するようにすることで、周りと比べて劣等感を持つこともなくなり、「今度はもう少し少人数でじっくりお話ししましょう!」なんてところから仲良くなった方もたくさんいます。

友達というのは、なろうとしてなるものではなく、気がついたらなっているもの。
「この人のこともっと知りたいな」「この人にとって信頼できる人間でありたいな」と思える人を見つけることが、友達作りの一歩目なのです。

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