2018/02/27 2018/02/27

自分を責めなくていいんだよ。自己肯定感を上げる方法

人は、ずっとつらい環境にいると、いつの間にか「自分はそんな扱いを受けて当然の存在なんだ」と考えるようになってしまいます。
つらい、苦しいと感じながらもその環境に居続けるのは酷だから、そういった自分の感情にフタをしてしまうのですね。

しかし、そうやってつらさを感じなくなったとしても、「なくなった」わけではありません。
相変わらずそこにはあなたを苦しめる環境があり、耐えていかなければならない現実があります。

中には、そうしてだんだんと自分の感情が分からなくなって、生きる気力をなくしてしまったり、心を病んでしまったりする方もいます。

周りからどんな扱いを受けたとしても、あなたが無理に受け入れる必要はありません。
嫌なことは嫌だと言っていいし、周りの人の力を借りてもいいし、場合によってはその環境から逃げてもいいんです。
誰も、あなたを傷つける権利は持っていません。
たとえ相手に悪意がなかったとしても、あなたが「傷ついた」と思ったのなら、間違いなく傷ついているのです。
そこで「相手もわざとやったわけじゃないから……」と考えることで踏ん切りがつくのであればかまいませんが、無理に自分の感情を押し殺さなくてもいいんです。

とはいえ、「自分はひどい扱いを受けて当然の存在なんだ」と感じてしまっている状況で、上記のように考えるのは至難の業。
まずは「自己肯定感」を上げる必要があります。

今回は、「そもそも自己肯定感って何?」ということから、実際の自己肯定感の上げ方までをご紹介します。

目次
  • そもそも自己肯定感ってなに?
  • 自己肯定感を上げる方法3つ
  • まとめ

そもそも自己肯定感ってなに?

よく自己肯定感のことを「自分はすごい!」「自分はなんでもできるんだ」という感情だと思っている方がいますが、それは勘違いです。
もちろん、そういった感情は大切です。
しかし自己肯定感とは、自分の存在そのものを肯定する気持ちや、自分の短所も含めて尊重する気持ちを指します。
「これができるからすごい」などの条件付きの肯定ではなく、存在そのものへの肯定です。

自己肯定感が低いと、何か興味のわくものがあっても「どうせ自分じゃ……」と諦めてしまったり、冒頭のように「自分はひどい扱いを受けて当然の存在なんだ」と自分の価値を下げてしまったりします。
すると、自分の可能性を狭めるだけでなく、生きる気力を失ってしまう場合も……。

自己肯定感を上げるのは、簡単なことではありません。
そこで今回は、3つの「自己肯定感を上げる方法」を考えてみました。

自己肯定感を上げる方法3つ

1. 「当たり前」のハードルを下げる

人は、誰しも長所があり、短所があります。
短所は、壁にぶつかったり、悩んだりしたときに目の前に出てきてくれるから、自覚しやすい。それに対して長所は、壁にぶつからずに進めてしまうので、自分では「当たり前」だと考えがちです。

この「当たり前」のハードルが高くなったままだと、自己肯定感を持つことはできません。
そのため、まずは「当たり前」のハードルを少しずつ下げていくことが大切です。

あなたは、「学校に行くのが当たり前」「テストは良い点を取って当たり前」なんて考えていませんか?
わたしは高校生のとき数学が得意で、90点台を取るのは当たり前だと考えていました。
けどそれって、「当たり前」じゃないですよね。

「90点台を取るのが当たり前」から「テストを受けた時点ですごい」に。
「学校に行って真面目に授業を受けるのが当たり前」から「学校に行く準備をした時点でえらい」に。
どんどん、自分の中の当たり前を下げていってください。

「当たり前」を低くしすぎると何もしないダメな人間になってしまうんじゃ……?
そう不安に思う必要はありません。

当たり前をどんどん低くしていって、一時は「何もしないダメな人間」になったとしても、必ず「これがやりたい」とか「あれをやらねば」という感情が芽生えてきます。

「当たり前」のハードルで目の前をふさがれている間はなかなか気づかないものですが、「何もしなくていい」状況になったら、案外やりたいことが出てくるものですよ。
それは、仕事や勉強といった、分かりやすい「役に立つもの」でなくてもかまいません。
ゲームでも、手芸でも、読書でも、運動でも、なんでも大丈夫です。
「寝たい!」と思ったら、思う存分寝てください。

そうやって、ひとつずつ自分の欲求を満たしていくことが、自己肯定感を上げるための大切な第一歩なのです。

2. 小さな成功体験を積み重ねていく

成功体験を積み重ねていく、というと、なんだかハードルが高く感じられてしまいますよね。
でもそれは、ほんの小さなものでかまわないんです。

例えば今、あなたが外に出るのも億劫なら、近所のコンビニに行ってみるとか。
学校に行くのがしんどいなら、着替えや準備だけしてみるとか。
勉強が苦手なら、教科書の音読を1分だけやってみるとか。

ずっとジャンプしていると、疲れてしまいますからね。
今の自分が、背伸びをすれば届くくらいの成功体験を、積み重ねていきましょう。

近所のコンビニに行ってみた次は、ちょっと大きなショッピングモールまで行ってみる。
それができたら、次は駅へ。
電車に乗って、隣の駅のまわりを散策。
少し大きな街へ行ってぶらぶら。

そんなふうに、一つひとつのステップをクリアしていけば、自然と、最初は大きな壁だったものを、ひょいと軽々飛び越えられれるはずですよ。

また、人は、できない・できなかったことはよく覚えているのに、できたことは簡単に忘れてしまう生き物です。
そこでオススメなのが「やったことリスト」の作成。
朝ごはんを食べた。布団を干した。英単語の勉強をした。
そんな日常の出来事でかまわないので、自分の「やったこと」「できたこと」を逐一メモにとっていきましょう。

「自分は何もできない……」と挫けそうになった時は、そのメモを読み返してみてください。
あなたにできることは、こんなにたくさんあるんですよ。

3. あなたが尊敬している人の話を聴く

あなたには、尊敬する人はいますか?

「こうなりたいなぁ」
「こんな生き方をしてみたいなぁ」
「あの人と一緒に働きたいなぁ」
どんな気持ちでも大丈夫です。

きっとその人は、あなたにとっては、とても大きく、遠い存在に思えるのでしょう。

しかし、いろんな人と話してみて感じるのは、例え社会人として大きな差があっても「人」としては大差ない、ということ。
大きい遠い存在に思えるあの人にも、あなたと同じように苦しんできた過去があり、悩みや葛藤があります。
どんな人も、なんらかのコンプレックスや挫折があるものです。

いつも笑顔で悩みなんて無さそうだな、と思える人だって、もしかしたら「悩んでいるように見られないこと」で悩んでいるのかもしれませんよ。

だから、まずは話してみてください。
きっと自分と同じ要素があることに気が付くはずです。
そうしたら、あんなに大きくて遠い存在だったあの人が、ずっと身近に感じられそうじゃありませんか?

「自分でもこんな立派な人間になれるかもしれない」
「いつかこんな仕事ができるかもしれない」
そうやって自分に可能性を見いだせれば、あとはもう動き出すだけです。

まとめ

今回は、自己肯定感の上げ方を

  1. 「当たり前」のハードルを下げる
  2. 小さな成功体験を積み重ねていく
  3. あなたが尊敬している人の話を聴く

の3つご紹介しました。

とはいえ、自己肯定感は日々の積み重ね。
実践した翌日にはもう自分大好き!!なんてことにはなりません。

むしろ「今のままでもいいんだ」という気持ちと「このままじゃ嫌だ」という気持ちが絡まって、余計に苦しくなってしまうかもしれません。
自己肯定感を上げるうえで一番大切なのは、行動しようと思う願望を持つことです。

「どうせ何やっても無駄だ」「また失敗するに決まってる」
そうやって諦めている状況では、いくら周りから褒められても、自分で自分を認めようとしても、なかなかうまくいきません。
けれど、ほんの少しでも「変わりたい」「自分にもできるはず」と思えたら、もうその瞬間からあなたは変わり始めているんです。

その変化はほんとうに少しずつ出てくるものだから、特に最初はなかなか実感がわかないかもしれませんね。
それでも、こうして記事を読んで、行動しようと思ってくれている時点で、もうあなたの中の何かは変わり始めています。

きっといつか、「あの頃は頑張ってたなぁ」なんて懐かしく振り返る日が来るはずです。
それまでの長い道のりは、ひとりで歩こうとしなくたって大丈夫。
あなたの周りにはあなたの味方になろうとしてくれる人がたくさんいるはずだから、その人たちと支え合いながら、あなたのペースで、進んでいってくださいね(*´`)

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