2018/08/09 2018/08/09

【感想付き】保護者向けセミナー開催レポートvol.2『どんな人も間違う。間違えた先で、どうするか。』

こんにちは、Riz代表のたかれんです(*´`)
先日・7/29(日)に、不登校のお子さんを育てる方へ向けての「保護者向けセミナー」を開催しました!

今回は、その開催レポートをお届けします。

◆「保護者向けセミナー」とは?
「保護者向けセミナー」は、不登校のお子さんを育てている方を対象としたセミナーです。

「子どもが不登校になった時は見守ったほうがいいの?働きかけたほうがいいの?」「自分の接し方が過干渉になっていないか不安……」など、不登校のお子さんを育てる保護者の方が抱きやすい不安・疑問に対して、Rizのスタッフが実体験などを交えながらお話しします。

その後は集まった保護者の方同士での交流会を開催するため、「他の家庭ではどんな対応をしているのか」なども聞くことができます(*´`)

当日の様子

今回は、2名の方が参加してくださいました。

まず前半は、「不登校の子どもの気持ちはどう変化していくのか」「不登校経験者の考える親子の適切な接し方」といったテーマでお話ししていきます。

細かくメモを取りながら聞いてくださる方もいらっしゃって、長いようであっという間の時間でした。

後半は、実際にお子さんが不登校になった経験を持つ「ロンさん」にもご参加いただいて、それぞれの家庭での様子や、お子さんの状況をシェアしていきます。
具体的な悩みを話してくださる場面も多々あり、非常に濃い時間になったのではないかなと思います。

保護者セミナーを開催して、感じること

保護者セミナーは、今回が3回目。
集まる保護者の方や、そのお子さんの状況は毎回一人ひとり違うのですが、保護者セミナーを開催するたびに、強まるものがあります。

それは「子どもだけでなく、保護者の方の支えにもなりたい」という想い。

フリースクール設立を決めた時から持ち続けてはきたのですが、保護者の方と接するたびにより強固になっていくのを感じています。

子どもだけではなく、お父さんお母さんも孤独に耐えている

わたしが不登校だった頃、両親の相談や愚痴を受けてくれる相手はおらず、特に専業主婦だった母親はたくさんの孤独に苛まれていたと思います。
「私の育て方が間違っていたんじゃないだろうか」
「この子は将来、厳しい社会を生き抜いていけないのではないだろうか」
「仕事で忙しいのを言い訳にして、この子への愛情が足りていなかったのではないか」
不安な気持ちは吐き出せないまま、でも状況は一向に良くならず、その苛立ちを我が子にぶつけてしまうことも。

お子さんが不登校になって悩む親御さんの多くが、「最初はどうすればいいのかが分からなかった」と言います。
どこへ相談すればいいのか、どこに助けを求めればいいのか。
まだまだ情報は足りず、世の中の理解も足りていません。

でも、どれだけ苦しくても、「親」です。
子どもの安全を守り、将来を守らなくてはいけません。

今回いらしてくださった方の中にも、「子どもと接するのがしんどい時がある」「息抜きをするのに罪悪感があってどうしても家に早く帰ろうとしてしまう」と悩んでいる方がいらっしゃいました。

子どもの前でも、ママ友パパ友の前でも、どこでも常に「親」という役割を求められ、いつしか自分の気持ちを置いてけぼりにしてしまってはいないでしょうか。

「息抜き」は、絶対に罪悪感を持たなくていい。

わたしが保護者の方と接する時、必ず伝えることがあります。

それは、「息抜き」には絶対に罪悪感を持たなくていいこと。
母として、父としてあろうとする前に、「自分」を大切にしてあげてほしいことです。

仕事帰りにカフェに寄って、読みたいと思って買ったままの本を読んだり。
休日に一人で出かけて、映画館で涙を流してデトックスしたり。
家で部屋にこもってボーっとする時間を作ったり。

そういう時間を、自分のためだけに使う時間を、1週間に1時間でもいいから、取るように心がけてみませんか。

「子どもが話しかけてきて一人の時間が作れない」という方は、ぜひ「30分だけ待って」「この本読み終わった後でいい?」など、区切りを決めて子どもに伝えてみてください。
ただ「待って」と言うよりも、子どもが受け入れやすくなるはずです。

お子さんが回復するには、まずご両親が元気であることが必要不可欠。
パートナーや、親族、地域の方、学校の先生、わたしたち。
あなたの力になりたい、あなたたち家族の力になりたいと思っている人はたくさんいるはずです。

どうかその人たちを頼って、その人たちに任せて、「自分の時間」を大切にしてくださいね。

どんな人も間違えながら、今の道に辿り着く。その時の痛みを、軽くすることはできないか。

今回、ある方がこんなことをおっしゃっていました。

「最初は不登校のことを受け入れられなくて、子どものことを傷つけてしまって、今やっと気づいた」

不登校のお子さんを育てている親御さんの多くが、「最初は受け入れられなかった」と言います。
そして、時には無理に学校に連れて行こうとしたり、子どもが傷つくような言葉を発してしまったりするんです。

でも、子どもが泣く姿や、傷ついている姿を見て、はっと気づくわけですね。
「この子はこんなにも傷ついているんだ」
「このやり方じゃダメなんだ」

「ああ、なんで自分はこんなことをしてしまったんだろう」

そしてやっと、不登校の子どもとの接し方を調べたり、保護者会のようなものに参加したりするようになるんだそうです。

人は、誰でも間違いを犯します。
間違えて、間違えて、やっとの思いで今の道に辿り着いています。

間違いに気づくのは、その人本人がやらなければ意味がないのかもしれません。
でも、気づいたあとに襲ってくるあの大きな痛みは、罪悪感は、きっと一人で背負わなくてもいいのではないでしょうか。

こういったセミナーは、「間違いに気がつく場」であり、「その痛みを癒す場」でもあると考えています。

その痛みを少しでも軽くできるように、一緒に前に進んでいけるように、これからも寄り添いながら、セミナーやフリースクールを続けていきたいと感じました。

子どもは、気づいているよ。

わたしは、今でこそ両親と普通に会話するようになりましたが、正直なことを言えば、「やっぱりあの言葉は言ってほしくなかった」「あれはいくらなんでもひどい行動だと思う」と感じることもあります。

それらの言動を「愛情」とは思っていないし、わたしは「傷つけられた」と感じています。

きっとあの言葉を発した瞬間、両親はわたしを愛していなかった。
追い詰められて、孤独で、つらくて、どうしようもなくて、我が子を愛する余裕さえなかったのではないかと思うんです。
でもそれは、「両親はわたしを愛していない」ということにはつながりません。

だからわたしは、愛情としてすべてを受け入れようとすることも、すべてを許そうとすることも、すべてを嫌おうとするのもやめて、また一から両親と向き合うことに決めたんです。

結果としてわたしは学校に戻って、大学まで進学して、今はやりたいことを仕事にしつつあります。
両親、特に母親との関係性はだいぶ良くなり、今では一緒に買い物や映画に行くまでになりました。

当時のことを考えると複雑な心境にはなりますが、少なくとも今の両親はわたしの活動を応援してくれているし、仕事の相談に乗ってもらうことも増えました。

すべての家族がそうではないのかもしれないけれど、親の気持ちが変わったり、行動が変わったりしたら、それは子どもに伝わるのではないでしょうか。
子どもは、きっと大人が思っているよりもずっと敏感で、ずっと周りのことを見ています。

あれが、本心から出た言葉ではないということ。
あれが、愛情ゆえの苦しさであったということ。
きっと子どもは、気づいていると思いますよ。

参加してくださった方からの感想

最後に、今回の保護者向けセミナーに参加してくださった方からの感想をご紹介します。
(クリックすると拡大します!)

暑い中お越しいただき、ありがとうございました!
今回のセミナーが、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです(*´`)

次回開催は8/26(日)!ご参加お待ちしております☆

 

「保護者向けセミナー」は、毎月最終日曜日に開催
次回は8/26(日)13:00-15:00に開催予定ですので、興味を持っていただけた方はぜひご参加ください^^

初めての方はもちろん、二回目以降の参加の方も、集まる人が変わることによって、多様な価値観を知るきっかけになるのではないかなぁと思います(*´`)

◆不登校生&保護者向けの情報をLINEで入手しよう♪
RizのLINEに無料登録すると不登校生やその保護者の方に向けた情報が届きます。さらにLINE上で個別相談(無料)も可能!いつでも参加・退会できるので、興味ある方は下記の「友達になる」ボタンからLINEにご登録ください。

友だち追加